
洋菓子店「エミリー・フローゲ」(立川市曙町2)が4月1日、モーニング営業を始める。
モーニング営業で提供するメニューはコース仕立てで、チョコレートドリンクと生ハムを添えたクレームダンジュをはじめ、立川産ウコッケイの卵を使ったクロックマダムとサラダ、スイーツ、コーヒー・紅茶などのドリンクを用意。スイーツはパティシエが客の目の前で仕上げる。パティシエは、自らテーブルを回り、料理の説明や素材のこだわりや技法の秘密など客との会話も楽しむ。
同店を経営する美和ギャラリーの岩崎泰英社長は「コロナ後の新しい生活様式に合わせた『朝時間の充実』という提案をしたい。私自身がパティシエからメニューにまつわる話を聞くと、いつも感心することばかりで大変面白く、皆さまにも聞いてもらう機会を設けられればと思いこのようなスタイルにした」と話す。
パティシエの佐野卓也さんは「モーニングというと、ワンコインとかクイックというイメージがあるが、あえて真逆のゆったりとした時間で、身体に良い物で元気になれる朝食を食べて、1日のスタートをきってもらいたいと思い企画した。パティシエの仕事は朝5時からはじまるので、朝の稼働しているパティシエの時間をうまく使えないかとも思った。パティシエとの会話を楽しみながら、朝のぜいたくな時間をお過ごしいただければ」と話す。
4月のモーニング営業日は、1日・12日・16日・21日・27日の8時30分~10時。要予約。