見る・遊ぶ 学ぶ・知る

立川で世界自閉症啓発デーに向けたダンスイベント キッチンカーや物販も

「YELL」代表の町田美羽さん(前列左)と参加者の皆さん

「YELL」代表の町田美羽さん(前列左)と参加者の皆さん

  • 19

  •  

 ダンスイベント「第4回 世界自閉症啓発デー ダンスでつながるみんなの輪」が3月30日、立川市立第八小学校(立川市幸町2)で開催される。主催は社会福祉支援団体「YELL(エール)」。

前回のイベントの様子

[広告]

 国連が定めた4月2日の「世界自閉症啓発デー」に向けたイベントで、昨年は2000人を超える来場があった。同団体代表の町田美羽さんは、ダンス教室を経営しながら、4人の子どもを育てており、三男が自閉症児。町田さんは「ダンスを通じて地域の人々のつながりをつくり、自閉症や発達障害について啓発する目的で企画した」と話す。

 ステージでは、ダンスパフォーマンスなど約120人が出演するほか、「世界自閉症啓発デー」について楽しく学ぶトークイベントや、立川市のキャラクター「くるりん」や「ウドラ」との撮影会などを行う。体育館では、自閉症啓発デーに関する資料展示や、同校のシンボル・ケヤキのイラストをシールで彩る来場者参加型のシールアートを行う。ワークショップや物販が26店出店し、出展ブースを回ってスタンプを5つ集めると参加賞がもらえるスタンプラリーも行う。校庭では、キッチンカーが5店、模擬店が2店出店。国立音楽大学(立川市柏町5)とコラボしたドラムやパーカッションの演奏披露や、バブルハウスやシャボン玉で遊ぶコーナーもある。

 町田さんは「子育てに悩む親子や、孤独を感じている親子、自閉症について知りたいと思う人など、たくさんの人に来場いただき、自閉症について理解を深めてもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は11時~16時。入場無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース