食べる

昭島駅南口に「昭島パスタ工房」2号店 深層地下水の生パスタと総菜を提供

「昭島パスタ工房」店主の中出悠太郎さん

「昭島パスタ工房」店主の中出悠太郎さん

  • 0

  •  

 「昭島パスタ工房 昭島駅前店」(昭島市昭和町2)が8月30日、昭島駅南口にオープンする。場所は2023年2月に閉店した「昭島大勝軒」の跡。

昭島駅南口に「昭島パスタ工房」2号店 深層地下水の生パスタと総菜を提供

[広告]

   東京唯一の深層地下水である「昭島の水」を使って作る生パスタと総菜を提供する同店。店主の中出(なかで)悠太郎さんは2021年、緑町の住宅地で1号店を創業。拝島駅から徒歩15分という立地にありながら、料理とペアリングしたワイン会や料理教室なども開きながらファンをつくり、キッチンカーのイベント出店や他店とのコラボイベントも開くなどして、知名度を上げてきた。

 一方で、1号店は築60年以上の木造平屋を改装していたため、断熱材もなく家庭用電気容量の制約があり、猛暑が続く夏場は休業を余儀なくされていた。そうした中で駅前の物件との出合いがあり、2号店出店に至ったという。出資金の一部はクラウドファンディングで募り、地域の支援を受けて開店にこぎ着けた。

 出資者によるオープニングパーティーには多くのファンが集まり、開店を祝った。中出さんは「皆さんの協力のおかげで、こうしてオープンすることができた」と笑顔であいさつ。常連客からは「ワイン会や料理教室では、おいしい料理とワインのペアリングも楽しみながら地域のつながりが広がった」「2号店は、小さな子ども連れでも気兼ねなく食事できる雰囲気でうれしい」などの声が聞かれた。

 新店舗では、昭島の深層地下水を使った生パスタや、これまでに開発した300種以上の料理レシピを生かした総菜メニューを提供するほか、テイクアウトにも対応する。スイーツ部門の本格展開や、予約が取りづらい状況が続いていたワインペアリング会の拡充なども視野に入れるという。

 メニューは、自家製鶏ハム香草レモン(480円)、チーズの盛り合わせ(1,100円)、砂肝のコンフィ燻製(くんせい)風味(480円)、黒酢のミートシース(1,350円)、炙(あぶ)りスモーキーナポリタン(1,430円)、しらすと揚げナスのジェノベーゼ(1,400円)、グラスワイン(500円~)など。

 中出さんは「昭島駅から徒歩30秒のフラッと寄れる立地にあり、客席も増えたので気軽に遊びに来ていただければ」と来店を呼びかける。オープンを記念して8月30日・31日には、新メニュー「焼きパスタ」(ミート、Mサイズ)を先着200人に限り、20%引きの880円で提供する。

 営業時間は、月曜=11時30分~14時、木曜~日曜=11時30分~15時30分・17時~22時。火曜・水曜定休。

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース