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立川で国際バレエコンクール 熊川哲也さんが代表あいさつ

熊川哲也さんと過去のYAGPのアメリカ決勝の受賞者たち

熊川哲也さんと過去のYAGPのアメリカ決勝の受賞者たち

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 世界最大規模のユース・バレエ・コンペティション「Youth America Grand Prix(ユース・アメリカ・グランプリ、以下YAGP)2026 Japan」が10月4日~10日、立川ステージガーデン(立川市緑町)で開催される。主催はYAGP、YGP Japan事務局、一般財団法人熊川財団。

YAGP創設者ラリッサ・サヴァリエフさんと熊川哲也さん

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 YAGPは1999年に米国で創設された国際コンクール。毎年世界30以上の都市で予選が行われ、最終的にアメリカで世界大会が開かれる。入賞者には名門バレエ学校へのスカラシップが授与され、プロダンサーへの登竜門として知られる。

 日本大会は2012(平成24)年の札幌開催から始まり、その後東京での開催もあったが、これまで10年以上兵庫県で開催されてきた。久々の東京開催となり、立川での開催は今回が初めて。7日間の会期で全国から1000人以上、9~20歳のダンサーが集まり、クラシックとコンテンポラリー部門で競う。10月5日は地域バレエ団に所属する6~8歳の子どもたちによる特別プログラムを屋外ステージで行う。

 10月3日はソラノホテル(緑町3)で、主催する「熊川財団」代表理事の熊川哲也さんが同コンクール開催に当たりあいさつを行った。熊川さんは「1000人の子どもたちが集まり、切磋琢磨(せっさたくま)しながら1週間という時間を過ごす。そのためには大きな規模の場所が必要となるため、立飛ホールディングスの村山社長に相談し、立川での開催が決まった。立川は環境の良さと自然の多さがあり、朝日から夕日まで太陽が似合う街。子どもたちの輝かしい太陽のような目とあう、子どもたちにとってもインスパイアされる良い場所」と話す。

 立飛ホールディングスの村山社長は「世界に挑戦する若きダンサーたちを応援するとともに、本物の芸術・文化に触れる機会を地域の皆さまに届けたい。審査の一部は一般公開するため観覧いただけたら」と来場を呼びかける。

 観覧無料。10月7日のクラッシック部門決選は有料(2,000円)。チケットは、立川ステージガーデン1階ロビーで販売する。

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