食べる 買う

旬の立川産ブロッコリーを使った限定メニュー 市内25店が提供

ベルサリーチェの「ブロッコリーとサルシッチャのピッツァヴェルデ」

ベルサリーチェの「ブロッコリーとサルシッチャのピッツァヴェルデ」

  • 9

  •  

 立川産ブロッコリーを使った限定メニューを提供するイベント「立川印ブロッコリーWEEK2025」が11月20日から、立川市内の飲食店で始まる。主催は立川市。

「立川印ブロッコリーWEEK2025」のチラシ(表)

[広告]

 参加するのはバルや居酒屋のほか、ベーカリーやカフェ、駅ビル内の飲食店など25店。bel salice(ベルサリーチェ)の「ブロッコリーとゴルゴンゾーラのグラタン」や島想食堂の「ブロッコリーのクリームグラタン」、立川牡蠣(かき)ばさらの「ブロッコリーとカキのアヒージョ」など冬の定番料理のほか、晩酌処(どころ)はるさんさんの「ブロッコリーのおでん」、和バル元やの「ブロッコリーのドレッシング」など珍しいメニューもそろう。

 対象メニューを注文した各店先着10組に「立川印缶バッジ」を進呈する。抽選で立川産クラフトビールも進呈する。11月30日にはグランデュオ立川店正面玄関前で「立川印ミニマルシェ」を開き、市内産農産物を11時から販売する。

 イベントを企画・運営する野菜卸「エマリコくにたち」(国立市中1)社長の菱沼勇介さんは「立川市のブロッコリーは作付面積約20ヘクタールで生産量が都内1位だが、立川駅周辺では畑があることが十分に知られておらず、地元野菜を通じて農業に関わりのない人にも応援の輪を広げたいと立川市と一緒に企画した」と話す。市は旬を10月中旬~2月・5月~6月中旬としているが、「収穫量が増える最盛期は11月~12月で、今がちょうど食べ頃。寒くなるほど甘さが増えるので、収穫量は少なくなるが年明けもおすすめ」とも。

 参加店の募集は、市ホームページでの呼びかけに加え、菱沼さんの知り合いの店や「立川食べ歩き隊」の協力も得て進めた。「以前から地元野菜を使いたいと思っていた」という店も多かったという。

 「この時期のブロッコリーの味の濃さを楽しんでほしい。前から気になっていた店に足を運ぶきっかけにもなれば。ブロッコリー以外にも魅力的な立川産野菜はたくさんあるので、ときどき地元の野菜を食卓に取り入れてもらえたら」と呼びかける。

 11月30日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース