建売分譲を手掛けるアスティーク(立川市柏町3、TEL 042-538-1068)は3月3日、日野市内でモデルハウス「ママの笑顔が見える家」を公開した。
同モデルハウスは、5人家族(父親=37歳、母親=33歳、長男=9歳、次男=7歳、長女=4歳)の設定で企画された。母親100人の意見を反映し、「ママの笑顔が見える空間(=スマイルポイント)」(同社)を随所に取り入れたのが特徴。
「従来のモデルルームが資産性やスペックにこだわるのに対し、当モデルハウスでは住まいを通じ家族が育む『きずな』『思い出』『個性』といった『家族への思い』を追求した」(同社管理部広報課の斉藤さん)。
一例は、子どもがお絵かきした作品をコルクボードに飾り、子どもたちの想像力や表現力を育み、家族の思い出を振り返ることができる「キッズギャラリー」、子どもの学習スペースや遊び場、母親の家事スペースとして活用でき、コミュニケーションの場にも使える「ファミリースペース」、キッチンすぐ脇のパソコンを置いてご飯のレシピを調べることができる「ママコーナー」など。
「リビングに隣接した畳スペースは、お父さんがごろ寝して、子どもたちがそばで遊ぶスペースに。来場者が自身の生活をイメージしやすいように、趣味や生活雑貨のアイテムも置き、子どもたちのおもちゃをそろえるなど、『家族が生活している演出』を施した」(同)という。
「ターゲット層は3~4人家族で、赤ちゃんから小学生低学年のお子さんがいらっしゃるご家庭。そうした方々の意見を反映して作ったモデルハウスなので、臨場感があり共感してもらえるポイントがたくさんあると思う」(同)とも。
モデルハウスの見学は事前予約制。ホームページや電話で受け付けている。