たちかわ中央公園(立川市緑町)に3月29日「たちかわ中央公園スケートパーク」がオープンした。同施設ではスケートボードのほか、インラインスケートやマウンテンバイクの練習が可能。
「青少年の健全なスポーツを支援する」目的で愛好者らによる団体が、立川市議会にスケートパーク開設の請願書を提出したのは2000年。当初は昭和記念公園内に開設を求める動きがあったが、同市に提出された意見書や市民との協議の結果、同園内の一角を利用して練習施設を設置する運びとなった。同市と協定を結んだ愛好者らによる運営員会が、運営・管理を行う。
泉市民体育館で登録をすれば無料で利用できる同施設は、現在116人の登録者がいる。口コミや愛好者らのブログで情報が広まり、市内のみならず関東圏内からの利用者も多いという。
同市スポーツ振興課の紅林さんは「愛好者が安全に練習できる場所を提供するのが目的。危険を伴うスポーツを自己責任で楽しむために、ヘルメットやプロテクターの着用を願いたい」と話す。「市街地などでは練習の場が少ないという現状を改善するためにも、多くの方に利用して楽しんでいただければ」とも。
開園時間は、平日=13時~22時、土曜・日曜・祝日=9時~22時。中学生以下はいずれも18時まで。小学3年生以下は保護者の同伴が必要。