6月18日で閉店した国立・旭通りのラーメン店「萬笑」店主・篠原さんが8月上旬、同じ場所でカジュアルフレンチ食堂「Bistro CanCan(ビストロ・カンカン)」(国立市東2、TEL 042-573-2862)をオープンする。
篠原さんは「萬笑」を約11年続け、元フレンチのシェフが作るラーメンとして人気を博した。「萬笑」は多くのファンに惜しまれつつ閉店となったが、「原点に戻ってフレンチをやりたい」(篠原さん)との思いで再出発を決めた。篠原さんは「萬笑」を開く前、約15年にわたりフレンチ食堂「French CanCan(フレンチ・カンカン)」でも多くのファンを獲得してきた。今回の新食堂はかつての人気食堂の復活の声に応えるものでもあるという。
価格を抑えたメニューが特徴の同店では、グラスワインを350円から、料理を500円から提供する。「フレンチというと高価なイメージ。国立にはフレンチ・レストランが多くあるが、リーズナブルな店がない。老若男女問わず、カップル、家族連れでも普段着で気軽に利用できる『食堂』のようなフレンチ店を目指したい」と意欲をみせる篠原さん。「かつてのお客さんには懐かしさを、新しいお客さまには利用しやすさをアピールしたい」とも。
開店に合わせ、国立のフレンチでは「恐らく唯一」(同)となる「立ち飲み」コーナーも設ける予定だ。
営業時間は17時~24時。月曜定休。