国立産ユズを使ったせっけん作り教室-春には教室も展開予定

ユズの皮が入ったせっけんは、無添加で肌にも優しい

ユズの皮が入ったせっけんは、無添加で肌にも優しい

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 KFまちかどホール(国立市富士見台1)で2月27日、国立産「ユズ」を使ったせっけん作り教室が開かれる。

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 同教室は、同ホール隣で一橋大学の学生が運営しているショップ「とれたの」で取り扱う国立産野菜や果物を原料に加えて無添加のせっけんを手作りで楽しむもの。「このせっけん作りは、とれたので販売しているほうれん草うどんのパッケージデザイナー小林未央さんが取り組んでいる。昨年末、ユズの皮やほうれん草の粉末を使って試作していただいたところ素晴らしいものができた」と話すのは、国立で農業を営む佐藤英明さん。小林さんも「国立の農家で作られた季節の野菜や果物をせっけんの素材に入れて楽しめたらと思い企画した」と話す。

 当日は、講師に小平市あわあわ屋石鹸教室主宰の市瀬有子さんも招き、牛乳パック500ミリリットル分の「ユズせっけん」を作る。主原料は、オリーブオイル・ココナツオイル・パームオイル、米ぬか油で、カセイソーダで鹸(けん)化させて作るコールドプロセス製法。ユズの皮を干して、ピュアオリーブオイルに10日以上つけ込み、その抽出オイルと漬込んだ皮を使用する。最後にアロマオイルやエッセンシャルオイルで好みの香り付けをして完成させる。「今回は、佐藤さんが収穫した本ユズの皮を使う。かんきつ類を素材にする場合は、中身を食べた後、ゴミとなる皮をせっけんの原料として使えるので、無駄がなく環境にも優しいというメリットもある」(小林さん)。

 「春から本格始動させるためのプレ教室としての開催となるが、せっけんは作る作業そのものが楽しいので、気軽に参加していただければ」とも。

 開催時間は13時30分~16時。参加費は2,500円。

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