「中央線が好きだ。」ポスターに「立川駅の地下道の壁画アート」

  • 0

  •  

 JR東日本八王子支社が展開する「中央線が好きだ」ポスターの新作(2010年度バージョンの第1弾)に「立川駅の地下道の壁画アート」が起用された。

[広告]

 同社では、JR中央線沿線のおすすめスポットを駅ポスターで紹介するなど、「中央線沿線価値向上プロモーション」を2007年より展開。今年度のテーマは「中央線沿線の人と街とのつながり」。「中央線沿線に暮らす方、中央線沿線を利用される方が中心となって取り組んできた“街・コミュニティに貢献する”活動をポスター等を通じて発信したいと考えた」(同社広報課の田中さん)。

 今回は、立川駅の地下道の壁画アートを起用。壁画アートとともにこのアートを作成したNPO 法人こどもと文化協議会・プラッツのメンバーらが登場している。同NPOは2003年5月に設立。立川を中心に、子どもたちに健康で文化的な生活環境を提供する活動を行う。落書き消し活動のほか、アートを通して子どもたちに創造的な実体験の場を提供する活動などを幅広く行う。また、子どもがつくるまち「ミニたちかわ」や、小学校廃校跡地の活用協力などの活動も行うほか、立川駅の壁画アートの補修も行う。

 田中さんは「立川駅近くの地下道は壁の傷みと落書きがひどく、夜通るのも不安な道だったが、こどもと文化協議会・プラッツがその壁を修復し、落書きをきれいにし、さらに沿線の美大生たちがアートで彩り、今や街の新名所となった。その活動が今年度のテーマと合致したこともあり、第1弾として起用することにした」と話す。

 同ポスターは、中央線新宿~高尾間の主要駅で掲出されているほか、JR中央線車内の「トレインチャンネル」でも上映中。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース