一橋大学のシンポジウムに安藤忠雄さん-「イノベーション」テーマに

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 一橋大学(国立市中2)は12月11日、秋季公開講座として「イノベーションと日本の活力」と題したシンポジウムを開催する。

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 同大学は1984(昭和59)年より、「公開講座は、本学の教育を開く社会に開放し、地域社会の文化の向上に資すること」(同大学広報担当者)を目的に公開講座を開いている。従来は春と秋の2回の連続講義形式で実施してきたが、今年度からはシンポジウム形式でも展開している。

 今回のテーマは「イノベーションと日本の活力」。同大学イノベーション研究センターの教員らが「環境と経済を両立させるイノベーション」と「日本企業のものつくり力とイノベーション」の2つのテーマでパネルディスカッションを行うほか、東京大学名誉教授で11月に文化勲章を受章した建築家・安藤忠雄さんが基調講演も行う。

 同担当者は「閉塞(へいそく)感漂う日本に今最も必要とされているのはイノベーション。特に、地球環境と経済発展を調和させるようなグリーン・イノベーションや社会的問題を解決するソーシャル・イノベーションには世界の熱い期待が集まっている。今回のシンポジウムでは、安藤さんによる基調講演を受けて、経済発展の原動力であるイノベーションについて、多角的検討を行い、社会における役割について広く意見交換を行いたい」と話す。

 開催時間は13時~17時15分。参加無料。申し込みは郵送とファクスで受け付ける。詳細はホームページで確認できる。

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