北海道の小豆あんで紫芋を包んだ和菓子が人気に-国立「睡庵」

写真は「黒糖まんじゅう」と「妹枕」。そのほか今の季節は「わらびもち」も販売、売り切れることも。

写真は「黒糖まんじゅう」と「妹枕」。そのほか今の季節は「わらびもち」も販売、売り切れることも。

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 国立市富士見台に今年6月オープンした、菓子処「睡庵」(国立市富士見台3、TEL 042-573-1084)で、紫芋の和菓子が人気を集めている。

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 同店の屋号「睡庵」は、京都大徳寺の故・立花大亀老師の命名によるもので、「うららかで、平和な、心地よい涼風の吹く縁側でうたた寝をするような空間」をイメージする。茶人でもあった老師が、千利休の思想、「自然であること」を説いていたことが、同店の商品コンセプト、「本物は、気取らない、飾らない」につながっているという。

 原材料は、北海道の特別栽培の小豆や室戸海洋深層水、種子島洗双糖など、吟味した素材を使い、商品はすべて、余分な添加物を入れず、素材のありのままの良さを生かした仕上がりが特徴。

 店舗面積は17坪で、店内にはカフェも併設する。和菓子は、「生麩まんじゅう」(125円)、「四万十川水大福」(120円)、「黒糖まんじゅう」(80円)「どら焼き」(110円)などで、北海道の小豆あんで紫芋を包んだ「妹枕」(90円)が「一番人気」(同店)という。カフェでは、「睡庵昼ご飯(1,000円)などの軽食や人気の「四万十栗ぜんざい」(700円)」などの喫茶メニューを提供する。喫茶の客単価は750円。

 同店の片岡店長さんは「商品はすべて、体に悪いとされるものを排除する努力の積み重ねで生まれた優しいおいしさ。自然のままの気取らない味をぜひ味わってほしい」と話している。

 営業時間は10時~19時。無休。

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