「東京にしがわ大学」は6月11日、一般参加型のフィールドワークイベント「2011東京にしがわ大学オープンキャンパス 教室をさがそ!」を開催する。
東京にしがわ大学は、学校法人の大学ではなく、東京の西側(=多摩地域)をフィールドに、街をキャンパスに見立て、誰もが参加できる「ユニークな学びの場」を通じて、興味でつながる「新しいコミュニティー」を支援するネットワーク。
当日は多摩エリアの同大学の教室になりうる場所を探し、キャンパスを開くフィールドワークを実施。昨年に引き続き2回目となるが、「今回は教室を探すだけではなく、自分の地域で場所を開いたり、当日の様子を見ながら応援したりと参加の方法を3つ用意した」と広報担当の古川さん。
教室を探して回る「さがし隊」は2人1組で相談しながら、担当エリアを散策。街の人に話を聞き、食事や買い物、銭湯に入るなどの体験をしながら、街の人々との交流を通して教室になるような魅力的な場所や人を発見する。自分のエリアをキャンパスとして開く「ひらき隊」は初めて街に来る人を自分の地元で受けいれ、お茶を出したり情報を提供し楽しむ。小澤酒造(青梅市)やフォレストイン昭和館(昭島市)なども多摩エリアの企業も参加予定。「みてみ隊」は、立川の会場で「さがし隊」の様子を見たり、ツイッターで書き込んだりしながら観戦し応援する。
「魅力的な教室候補を探すフィールドワークを通じて、知らない人や場所に出会いつながる機会にしたい。地域の魅力を発掘することで、地域資源の掘り起こしにつながれば」と古川さん。
当日は、10時~11時にオリエンテーションを実施し、11時~16時30分でフィールドワークを行う。17時~20時に報告会と交流会を開催。「さがし隊」の定員は60人。参加費1,500円。「ひらき隊」は人数制限なし(参加無料)。「みてみ隊」の定員は20人。参加費500円(ワンドリンク付き)。申し込み方法などはホームページで確認できる。