「東久留米生涯学習センター まろにえホール」（東久留米市中央町2）で8月16日～19日、「夏休みミュージカルワークショップ」が開かれる。

　500人収容のホールをはじめ、学習室や創作室、料理室などを備える同センター。「公演を鑑賞するだけでなく、参加・体験することで文化や芸術に触れてもらう試みを行っているが、特に、将来地域の文化を担う子どもたちに向けたイベントに力を入れている」と同センター事業担当の松井真理子さん。

　今回講師を務めるのは、ロンドン在住のダンサー福田真紀子さん。福田さんは、ヨーロッパを中心に「オペラ座の怪人」「ノートルダムの鐘」「ライオンキング」をはじめ数多くのミュージカルやダンス公演に出演。RAD（ロイヤルアカデミーオブダンス）認定講師として、ドイツやロンドンでダンスの講師も務める。同センターの指定管理者はJTBコミュニケーションズ（品川区）。「旅行会社のJTBの海外ネットワークの中から、海外で活躍する福田さんの名前が挙がり、レベルが高いといわれる海外のミュージカルで活躍された福田さんにぜひ講師をお願いすることになった」と松井さん。

　当日は、小学1年～小学4年生が対象の「はじめてのミュージカルクラス」と小学5年～中高生が対象の「ミュージカル基礎クラス」に分かれ、ミュージカル「ライオンキング」の曲でダンスを踊るなど、ミュージカルの基礎を学ぶ。

　「子どもたちに一流のアーティストと身近に触れ合う貴重な体験をしてもらいたい。ワークショップを通して、表現する楽しさや身体を動かす楽しさをぜひ知ってもらえたら」と松井さん。「初めてミュージカルやダンスに触れるお子さんはもちろん、世界を目指す未来のアーティストたちにもぜひ参加してもらいたい」とも。

　参加費＝4,000円。定員は各クラス25人。事前申込制。申し込み締め切りは7月15日（申し込み多数の場合抽選）。申し込みは同センターまで。詳細はホームページで確認できる。