西武鉄道(埼玉県所沢市)は創立100周年を記念して、8月24日~30日の1週間、拝島線で臨時特急電車を運行する。
特急レッドアロー号は、通常は新宿線と池袋線で運行。今回は「創立100周年を記念し、拝島線沿線にお住まいのお客さまに快適な特急電車をご利用いただきたいという思いがあり、運行することにした」と同社・担当の小池さん。
初代レッドアロー号(5000 系)は1969(昭和44)年10 月に西武秩父線開通と同時に登場。奥武蔵・秩父方面への観光輸送をはじめ、通勤輸送でも活躍してきた。1993年12 月に現在の車両(10000 系)が登場。初代車両は1995年10 月に引退したが、昨年11 月からは、「世代を超えて特別な思い出を共有していただけるきっかけ」として、現在の10000 系車両1 編成を、初代の5000 系の塗装色に塗り替えた「レッドアロークラシック」が池袋線で運行されている。
臨時特急電車の停車駅は、西武新宿・高田馬場・小平・東大和市・玉川上水・拝島で、1日1本(拝島行き)の運転となる。平日は西武新宿駅19時41分発、土曜・日曜・休日は同駅19時39分発。「下りの運行ということで、お仕事や行楽帰りのお客さまにゆったり座ってご帰宅いただきたい」とも。
特急料金は全区間定額制で、大人350円、子ども180円。