JR東日本八王子支社(八王子市)は12月15日~16日、国立駅線路切換工事を行う。
JR中央線三鷹駅~立川駅間で進めている連続立体交差事業の一環。国立駅の新上り線を使用開始し、現在の上り線を中線として使用するため、関連する線路・設備の切換を行う。これに伴い国分寺~立川間の列車が大幅に運休する。
15日の19 時40 分ごろ~21 時30 分ごろは、東京~国分寺間と立川~高尾間でそれぞれ折り返し運転を行う。国分寺~西国分寺間では、上り線を使用して約20~30 分間隔での単線折り返し運転を行うほか、一部の下り電車は、約15~20 分間隔で東京~高尾間を直通運転する。西国分寺間~立川間の上り電車は運転を取りやめる。
21 時30 分ごろ~終電は、東京~国分寺間と立川~高尾間でそれぞれ折り返し運転を行う。国分寺~西国分寺間では、上り線を使い約25~30 分間隔での単線折り返し運転を行うほか、下り線を使い一部の下り電車は約15~35 分間隔で、一部の上り電車は約35~40 分間隔で、東京~高尾間を直通運転する。
16日の初電~6時50分ごろは、西国分寺~立川間は、上下線とも運転を取りやめる。東京~国分寺間と立川~高尾間はそれぞれ折り返し運転を行うほか、国分寺~西国分寺間では、上り線を使い約20~25 分間隔での単線折り返し運転を行う。
工事時間帯の中央線特急列車は一部を除き、立川または八王子での始発・終着となり、高尾駅に臨時停車する。特急「成田エクスプレス50 号、52 号」は、新宿~高尾間が運休となる。16日の特急「成田エクスプレス1 号、5 号」は、高尾~新宿間が運休。八王子7時19分発「むさしの号」大宮行きは、八王子~立川間を運休し、立川始発での運転となる。西国分寺~立川間では、バス代行輸送を実施するほか、京王電鉄、西武鉄道、小田急電鉄、東武鉄道、東京急行電鉄、多摩都市モノレール、東京メトロおよび都営地下鉄への振替乗車を行う。
同社は「工事時間帯は大変な混雑や相当な時間がかかることが予想されるので、なるべく工事時間帯の利用は避け、他機関への振替乗車をお願いしたい」と呼び掛ける。
この工事で、下り線は約5万3,300人、上り線は約2万6,700人の足に影響が出る見込み。