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JR中央線武蔵小金井駅、新上り線切換工事―三鷹~立川間が大幅運休

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 JR東日本八王子支社(八王子市)は5月19日・20日、武蔵小金井駅上り線切換工事を行う。

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 東京都と東日本旅客鉄道(渋谷区)が、JR中央線三鷹駅~立川駅間で進めている連続立体交差事業の一環。今回は、武蔵小金井駅・上り線ホームの2線化に向け、関連する線路・設備の切換を行う。これに伴い三鷹~立川駅間の列車が大幅運休となる。

 19日は、14時15分ごろから、東京~三鷹・東小金井間と武蔵小金井~高尾間で折り返し運転を行うほか、東小金井~武蔵小金井間は下り線を使って約20分間隔で単線での折り返し運転を行う。17時30分ごろから終電までは、東京~三鷹・東小金井間と国分寺~高尾間で折り返し運転を行う。東小金井~国分寺間は下り線を使って約30~40分間隔で単線での折り返し運転を行い、通常の終電時刻付近では、東京~高尾間上下線各5本程度の直通運転を予定している。

 20日の始発~7時ごろは東小金井~国分寺間は上下線ともに運休。東京~三鷹・東小金井間と国立~高尾間は折り返し運転、国分寺~国立間は下り線を使用して約30分間隔で単線折り返し運転を行う。7時以降は全区間で通常運転となる。

 併せて、工事時間帯の特急「スーパーあずさ号」「あずさ号」「かいじ号」は立川または八王子始発・終着となり、高尾に臨時停車する。19日の特急「成田エクスプレス号」は、50号と52号が新宿~高尾間、20日は1号と5号が高尾~新宿間で運休。「むさしの号」も一部区間で運休し、ホリデー快速「おくたま・あきがわ号」は19日、全列車全区間で運休する。東小金井~国分寺間は、バスの代行輸送を実施するほか、工事時間帯は、京王電鉄、小田急電鉄、西武鉄道、多摩都市モノレールなど他社線への振替も行う。

 この工事で、下り線は約12万8000人、上り線は約7万1000人の足に影響が出る見込み。JR八王子支社広報担当者は「工事期間中は単線運転列車本数や代行バスに限りがあり、特に19日の夕時間帯は道路渋滞も予想されるため、所要時間がかかる可能性がある。できるだけ工事時間帯の利用は避け、他の交通機関への振替乗車をお願いしたい」と呼び掛ける。

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