立川ロフト(曙町2)で9月5日から、催事「ウドラはじめてのおてつだい~立川にこんな企業あるんです~」が開催される。
「ウドラ」は立川市の名産・ウドの怪獣。昨年立川市が公募した市公認キャラクターの人気投票で2位になった。1位を逃し立川市公認キャラクターには「なりそこねた」が、立川の情報サイトを運営するホームページ制作会社「エーウイング」(曙町2)、キャラクターグッズなどを手掛ける老舗ホビーメーカー「壽屋(ことぶきや)」(曙町1)がウドラにラブコールを送り、作者のまつおよういちさんと共に「ウドラプロジェクト」を立ち上げた。
同プロジェクトの事務局となっている壽屋には、市内の中高生から「ウドラのグッズを作ってほしい」「ウドラの秘密を学校新聞で掲載したい」などの問い合わせが相次いでいるという。
期間中はバッグブランド「STARTTS」、バッジやノベルティーなどの企画製造「立川徽章(きしょう)」、壽屋の市内3社が出展し、各社のオリジナル製品を販売。ウドラが各企業を紹介し、作者のまつおさん手作りのウドラストラップなども販売する。STARTTS、壽屋の商品を購入すると、200個限定の「『ウドラ×立川ロフト』特製缶バッジ」がプレゼントされる。
催事ではウドラ公式ウェブサイトのアドレスを初公開するほか、ウドラのアニメーションも上映。立川の地元企業を応援するキャラクターとして、本格的にデビューする場となる。
「ウドラと一緒に立川を盛り上げ、皆さんに『地元にこんなにいい企業がある』ということを知っていただきたい」と壽屋の戦略開発部プロモーション課の雉鳥(きじとり)早希さん。ウドラの公式ウェブサイト運営・情報発信を手掛けるエーウイングの社長・門脇恵二さんも「バッジのプレゼントのほか、アドレスを持ち帰ってホームページを見られるなど、細部までこだわって準備している。イベントとして十分楽しんでいただけるのではないか」と自信をのぞかせる。
「立川のお店で、立川の企業による立川のイベントに、立川のキャラクターとして参加できることに感謝している。このイベントには参加された全ての方の、立川への愛が詰まっている。立川の素晴らしさを感じていただけるとうれしい。皆さま、応援よろしくお願いします」と作者のまつおさん。
壽屋では現在ウドラグッズの展開を企画しており、今後は着ぐるみも登場する予定。
催事は9月24日まで。詳細は立川ロフトのホームページで確認できる。