立川で「ふれあいミュージック・フェスティバル」-誰もが楽しめるコンサートに

昨年の様子

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 国立音楽大学講堂大ホール(立川市柏町5)で11月10日、「ふれあいミュージック・フェスティバル2013」が開催される。主催は立川市社会福祉協議会(TEL 042-529-8323)。

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 普段本格的な音楽を聴くことが難しい障がいのある人や子どもも一緒に楽しめる同コンサート。今年で21回目の開催となる。「誰もが楽しめるコンサートということで、他のコンサートに比べると少しにぎやかな会場となっているが、市内にお住まいの方を中心に、ご家族連れなど多くの方に来場いただいている。例年コンサートの2週間から3週間前には、チケットの配布が終了となる」と同協議会市民活動センターたちかわの田中亮彦さん。

 当日は、国立音楽大学の管打楽器専攻生で構成する金管バンド「くにたちブラスクワイアー」をはじめ、「ハンドベルリンガーズClaire」やオルガン奏者小林弘さんの演奏が楽しめる。「金管アンサンブルはもちろん、ハンドベル演奏やオルガン演奏はアンケートでも好評で、この演奏を目的に毎年お申し込みをしてくださる方が多くいる」という。

 「このコンサートは誰でも楽しめるよう、スタッフやボランティアが協力して進めている。普段、小さな子どもがいてコンサートには行きづらいという方や、障がいがあるがゆえに主催者側が配慮してくれるのか、きちんと対応してくれるのか不安というような方にも安心して楽しんでいただける。何らかの事情で、コンサートに行くことをためらってしまったというような体験をしたことのある方に、ぜひ来ていただきたい」と田中さん。

 「このコンサートが、こういった場で人を思いやること、街にはいろいろな人が暮らしていて、皆で支え合って生活している、ということなどを考えていただくきっかけになればうれしい」とも。

 14時開演。入場は無料だが整理券が必要。申し込みは、電話やファクス、メールで受け付ける。定員になり次第締め切る。詳細はホームページで確認できる。

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