東京ヴェルディのマスコットキャラクターのヴェルディ君は現在、ホームタウンの立川市に本社のあるホームページ制作会社エーウイング(立川市曙町2)から贈られた靴を履いて活動している。
ヴェルディ君は8月31日のイベントで、キックターゲットで遊んでいて右足の爪を負傷した。「けがを社内の女性スタッフに伝えたところ、『かわいそう』との声が上がったので、何かできることはないかと靴を提供させていただくことになった」と同社営業部長の草野さん。
同社はヴェルディ君との間でマスコットパートナー契約を締結。ヴェルディ君は今シーズン、同社のロゴが掲出された靴を履いて活動する。1993年のJリーグ開幕から21年間はだしで活動してきたヴェルディ君は、9月6日の公式戦に靴を履いて登場。「とってもはきやすくてうごきやすいよ!これならボールをけってもケガしないからあんしん!」(原文ママ)とヴェルディ君は喜んでいる。来場者からは「ヴェルディ君良かったね」などの声が掛けられたという
「靴を履くことで、けがを恐れず思いきり運動してほしい。運動することでメタボを解消できればさらにいいのでは」と草野さん。
9月20日には味の素スタジアム(調布市)で、ホームタウン4市(稲城市・日野市・多摩市・立川市)合同のサンクスマッチ「対カターレ富山戦」が開催される。市内在住、在勤、在学者はホーム自由席で無料観戦できる。詳細はホームページで確認できる。