国立市で12月20日・21日、国立市内を巡る女性限定のモニターツアーが開催される。
東京都の「地域資源発掘型実証プログラム事業」による取り組み「くにたち小町プロジェクト」の一環。同プロジェクトでは、同市の地域特性の一つ「女性に居心地の良いまち」に着目。新しい発見や経験、自分磨きに積極的になることで、より魅力的に進化していく女性を「くにたち小町」と定義し、訪れた人が「くにたち小町」になれる街として、地域資源のアレンジやPR活動を行っていく。主催は、国立市や国立市まちづくり観光協会、商工会議所、市内の大学などで組織した「くにたち小町プロジェクト」実行委員会。産学官で連携して同事業に取り組む。
ツアーのテーマは「学べるまちくにたち」。初めての募集となる今回は、学問の神様として名高い谷保天満宮(国立市谷保)からスタートし、約半日かけて市内を巡る。フレンチレストラン「ルイード」(中2)で脳にいい食材を使った「能率アップランチ」を楽しむほか、能力アップに効果的なアロマについて学ぶ「アロマテラピー教室」や和紙で作る「箸袋作り教室」も体験できる。
国立市観光まちづくり協会理事の桂耕史さんは「季節感も盛り込んだ魅力的なプログラムとなっていると思う。国立の街に関心をお持ちの方、自分磨きに積極的な方などに広く応募いただければ」と呼び掛ける。
定員は各日20人。参加無料。応募締め切りは12月10日。「くにたち小町プロジェクト」のホームページから申し込む。応募多数の場合は抽選。