立川市は3月10日から、JR立川駅周辺で無料の公衆無線LANサービス「Tachikawa City Free Wi-Fi」を開始した。
JR立川駅周辺は近年、開発等により来街者が増加傾向にある。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機として外国人旅行者の増加も見込まれることから、同市はNTT東日本およびNTTブロードバンドプラットフォーム(以下NTTBP)と連携し、来街者や観光客らが無料でWi-Fiに接続できる通信環境を整備した。
現在サービスを利用できるのは、JR立川駅北口駅前広場デッキと同南口駅前広場デッキ。1回の接続時間は60分で、利用回数制限はない。利用には、NTTBPが提供する認証アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」への無料登録が必要。
同市担当者は「Wi-Fiのサービスエリア内であれば、スマートフォン等を活用して観光・交通情報の取得やSNSを活用した情報発信などを無料で行うことが可能になる。来街者や観光客らが利便性を実感し、満足度と経済効果の向上が期待できる。今後サービス提供エリアの拡大を図り、まちのにぎわいの創出を目指す」と話す。