立川駅北側「みどり地区」にヤギ戻る 16頭が「着任」、2頭の子ヤギも

「仕事」に励むヤギたち

「仕事」に励むヤギたち

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 立川駅北側の「立飛ホールディングスみどり地区」(立川市緑町3)に4月1日、ヤギたちが戻ってきた。春になり、草が芽吹き始めた同地で除草作業に励んでいる。

時にはカメラ目線も

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 立飛ホールディングス(栄町6)が、同社の所有する「みどり地区」の除草作業をヤギに依頼するのは今年で2年目。昨年は、「那須りんどう湖レイクビュー 那須高原牧場パーク」(栃木県那須町)のヤギ6頭に、タレントの清水国明さんが瀬戸内海に所有する「ありが島」(山口県周防大島町)から15頭を増員。計21頭のヤギたちが同社の総務部に「出向」し、広さ約3万7000平方メートルある緑地の除草作業に奮闘した。「ほとんど草がない状態になった」と同社担当者から高い評価を得たほか、地域住民からも親しみを持ってかわいがられ、人気者となった。

 「ヤギによる除草はエコにつながる。そして何よりも地域の方に再び喜んでいただきたいと思い、今年もヤギたちに除草をお願いすることにした」と立飛グループ総務部担当者。昨年の「勤務」を終え冬の間里帰りしていたヤギたちに、引き続き同社総務部への「出向」を依頼。今回、16頭が「着任」した。

 現在、同地で働いているのは、同パークからの6頭と、清水国明さんが河口湖で運営する「自然暮らし体験村 森と湖の楽園」(山梨県富士河口湖町)からの10頭。河口湖からきたヤギの中には、2頭の子ヤギもいる。

 同敷地沿いの道からは、熱心に「仕事」に励むヤギたちの姿を見ることができる。「ヤギたちも皆さんにお会いできることを大変喜んでいると思う。今日もむしゃむしゃと除草の仕事を頑張っている。温かく応援していただければ」と同担当者。

 今月25日には、さらに5頭増員される予定。

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