立川の「たちかわ創造舎」(立川市富士見町6)で7月30日・31日、「真夏のたちかわ怪奇クラブ」が開かれる。
「たちかわ創造舎」は、廃校となった小学校の校舎や体育館をそのまま残し、文化創造の活動拠点としての事業を展開している場所。同イベントを主催するのは舞台作品等を創作している「すこやかクラブ」。演出担当のうえもとしほさんは「夏の学校で、普段では考えられないような使い方をする」と話す。
同イベントは、会場内各所で行われるプロのダンサーや俳優によるインスタレーションやパフォーマンスを、地図を片手に自由に鑑賞する「たんけん型演劇」。イベントの最初には希望者がゾンビに扮(ふん)しドッジボールを行い、最後は屋上でオリジナル盆踊りを踊る。30日には屋上で打ち上げ花火も予定する。
「職員室の机の上で先生が踊ったり、校長先生が校則を破ってみたり、教室でポールダンスをしたりなどの、摩訶(まか)不思議なパフォーマンスを楽しんでほしい。ちょっぴり不気味でとってもヘンテコな仲間たちでお待ちしている」と、うえもとさんは参加を呼び掛ける。
イベントの中で学校を徘徊(はいかい)するゾンビ役も募集している。「ドッジボールのルールが理解できて、集合時間までに集まれるくらいの身体能力の持ち主なら誰でも。メークだけしたい方も大歓迎」
開催時間は30日=17時~19時、31日=18時~20時。参加費は大人=1,500円、中高生=1,000円、小学生以下=500円。