武蔵国分寺で「万葉花まつり」-世界的オカリナ奏者のコンサートも

写真は以前の「万葉花まつり」の様子。今年は葉桜になりそうだ

写真は以前の「万葉花まつり」の様子。今年は葉桜になりそうだ

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 武蔵国分寺(国分寺市西元町1)で4月13日、「万葉花まつり」が開催される。同イベントは、「歴史・自然・人との出逢い」をテーマに開催されるもので、今年で25回目。

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 同イベントは、飲食店や模擬店に加え、国分寺建立を命じた聖武天皇の奈良時代・天平文化を中心に、歴史を意識した催し物を展開する。毎年恒例のジャンボ百人一首大会が行われるほか、国分寺歴史講座「武蔵国と国分寺」も実施。今年は「全国国分寺サミット」の開催地となっていることもあり、全国の国分寺についての理解を深める企画も用意する。

 史跡公園と山門前では、遠藤汀凰さんが「静御前」「花月吟」白拍子姿の静御前の舞を、明暗流古典本曲「鹿の遠音」を遠藤善博さんが尺八で演奏を行う。薬師堂では、世界的に注目されるオカリナ奏者・大沢聡さんがオカリナコンサートを行い、「おぼろ月夜」「G線上のアリア」「誰も寝てはならぬ」を演奏する。国分寺第五中学校出身の同級生デュオであるセカハンによるライブも。

 そのほか、近隣の高校・専門学校とも協力した企画も多数実施。子どもたちが描く歴史絵巻「国分寺の過去・現在・未来」では、国分寺高校の美術部がボランティアとして協力。「ふれあい動物ランド」は瑞穂農芸高校が動物を提供。国際文化理容美容専門学校が手がける無料のヘアカットは毎年人気企画の一つになっている。

 同イベント実行委員会担当者は「国分寺には歴史があり、その歴史を活用してまちづくりを進めている。市内の人はもちろん、市外の方々にもこのイベントを通じて国分寺の史跡に触れ、天平の時代に思いをはせていただければ」と話す。

 開催時間は10時~16時。12日には門前植木市も開催。

国分寺市が「能・狂言体験講座」-若い世代や初心者の関心向上図る(立川経済新聞)万葉花まつり

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