自家農場飼育「みやざき地頭鶏」を使った郷土料理店-立川に出店

写真は「地頭鶏のもも焼き」

写真は「地頭鶏のもも焼き」

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 立川駅北口に4月21日、「みやざき地頭鶏」と郷土料理の店「塚田農場」(立川市曙町2、TEL 042-540-2913)がオープンした。席数は66席。

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 同店は首都圏を中心に、地鶏や産直食材を使う飲食店を展開するエー・ピーカンパニー(港区)が経営する業態の一つで、自社養鶏場で飼育した「じとっこ」と呼ばれる「みやざき地頭鶏」と、産直食材を使った宮崎の郷土料理を提供する。

 島津藩の地頭職に献上されたことが名前の由来となっている「地頭鶏」は、柔らかく濃厚な味わいと適度な弾力が特徴。天然記念物に指定されており、生産羽数が少ないことから「幻の地鶏」と呼ばれている。地頭鶏の味に感銘を受けた同社の米山社長は、霧島山系のふもと、日南市に自ら「塚田農場」を作った。徹底的な品質管理と環境整備を図り、ブロイラーの約2倍の時間をかけ、4~5カ月間無農薬の自然餌を与えて育てた後、出荷している。

 一番人気の「地頭鶏のもも焼き」(1,344円~)や宮崎名物・「チキン南蛮」(683円)、「冷汁うどん」(683円)、「地頭鶏の刺身・3種の味わい」(1,029円)など、鶏肉料理をメーンに宮崎の郷土料理を提供するほか、農場のある日南市の焼酎・「飫肥杉」(452円)など、料理に合う焼酎も各種そろえる。客単価は3,500円~4,000円。

 同社広報担当者によると「比較的30~40代の会社員のお客様が多い。本州の一般的な焼き鳥と違い、串に刺さず丁寧に炭焼きし、ユズコショウを添えて提供する焼き鳥に、九州で食べたことがあると喜ぶ声も多く聞かれる」という。「安全でおいしい郷土料理を提供するために、徹底的に素材にこだわった料理を楽しんでいただければ」とも。

 営業時間は17時~23時。5月26日には国立駅南口に「塚田農場・国立店」のオープンを予定している。

立川に「日本昔話」がテーマの複合飲食店-豚料理「ぶたの恩返し」など(立川経済新聞)宮崎・地頭鶏を提供する地鶏専門店-KID’S、念願の銀座出店1号店(銀座経済新聞)渋谷に「宮崎一色」の郷土料理店-東国原知事の晩酌メニューも(シブヤ経済新聞)Ap company

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