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「立川名画座通り映画祭」5年目開催へ 名画や自主製作短編映画の上映、コンペ

昨年の「立川名画座通り映画祭」の様子

昨年の「立川名画座通り映画祭」の様子

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 「第5回立川名画座通り映画祭」が9月11日から、立川の柴崎学習館(立川市柴崎町2、TEL 042-524-2773)で開催される。

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 かつて立川に10館あった映画館の中でもシンボル的存在だった名画座。多くの映画館がなくなっていく中、同映画祭は商店街の有志によって2015(平成27)年から、立川市と地元の商店街の活性化と映画映像文化の発展の寄与を目的に始められ、今年で5回目の開催になる。

 当日は名画と、コンペによって選ばれた自主製作短編映画の上映が行われる。実行委員長の中村能己さんは「今年は全国から117本の作品の応募があった。年齢層も幅広く、高校生から80歳を超える方、外国人監督の作品もあった」と話す。「多くの監督や製作者の方々にも認知していただき、毎年この映画祭にターゲットを合わせて製作していただける作品も出てきた。短編映画がこんなに面白かったんだという声も多くあり、地域に定着してきた感がある」とも。

 名画上映は11日~13日で、「アッラーと私とスカーフと」「人間よ傲(おご)るなかれ 映画監督亀井文夫の世界」など5作品。「マダム・イン・ニューヨーク」は赤ちゃんと一緒にベビーカーで観覧できる回もある。名画上映は要予約。

 14日、15日は3本の招待作品と、公募作品54本が上映される。公募作品はミュージック部門、アニメ部門、ファンタジー・SF部門、コメディー部門、立川部門など多岐にわたる。当日最終審査が行われ、特別審査員による大スクリーンでの最終評価と、当日会場に来場した観客による投票で、グランプリ、各部門優秀賞、観客賞、あしたのSHOW(賞)などが決定される。上位作品にはトロフィー、表彰状を授与。あしたのSHOWはテレビ番組「あしたのSHOW」で放映される予定。

 上映時間は作品により異なる。入場無料。

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