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国立にデジタル地域通貨「くにPay」 健康ポイントためると還元も

スマートフォンアプリ「chiica」を利用した「くにPay」のアプリ画面

スマートフォンアプリ「chiica」を利用した「くにPay」のアプリ画面

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 デジタル地域通貨「くにPay(ペイ)」の運用が9月2日、国立市内で始まる。

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 消費の促進による経済の好循環を推進しようと導入される同通貨。2023年10月から12月にかけての実証実験では144店が登録し、約1万5000人の利用があった。利用者向けのアンケートでは「とても満足」「満足」と答えた人が7割に及んだ。

 誰でも利用できる同通貨は、スマートフォンアプリ「chiica(チーカ)」か磁気カードにチャージして使ってもらう。決済金額の1%をポイントバックする。ポイントは「くにたち健康ポイント事業」の一環で、既定の歩数を歩いたり、指定のイベントや市の事業に参加したり、市内に設置される体組成計で体組成を計測したりした人にも還元する。

 「反響も良く、健康ポイントなどの行政ポイントを市民に付与していくことにより、市民の生活行動様式に有益な変化をもたらしたり地域社会の活性化を図ったりするために正式に導入を決めた」と同市行政改革・情報政策担当課長の佐藤克哉さん。「今後も魅力的な加盟店をラインアップし、発展的に事業展開していく。スタートキャンペーンでは、通常決済金額の1%ポイント還元のところ、ポイント10倍還元のキャンペーンを予定しているので、ぜひ多くの方に利用してもらいたい」と呼びかける。

 磁気カードの申し込みは、ホームページの申し込みフォームまたは申込書の郵送で受け付ける。セブンネット銀行やクレジットカードでチャージできる。加盟店も募集。現在、約100店が参加見込みという。加盟申し込みは同市ホームページで受け付ける。

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