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立川駅エキナカ施設「エキュート立川」がリニューアル 多摩に縁のある店も

「エキュート立川」の外観イメージ

「エキュート立川」の外観イメージ

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 立川駅のエキナカ商業施設「エキュート立川」(立川市柴崎町3)の2階改札外食物販エリアが8月9日、リニューアルオープンした。

「エキュート立川」の店内イメージ

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 同エリアは3月31日に営業を終了し、リニューアルに入っていた。同店を運営するJR東日本クロスステーション(渋谷区)のデベロップメントカンパニー副課長の石原貴広さんは「2007(平成19)年の開業から17年がたち、開業当時から利用いただいた人はもちろん、立川周辺に新たに住み始めた人や、立川駅を通勤・通学で利用し始めた人にも来店してもらおうと、特に人の往来が多い同エリアのリニューアルを行った」と話す。

 リニューアルのコンセプトは「WITH 『』 HOME」。利用客にとって「ふるさとに帰ってきたようなHOME感が感じられる」「お茶の間のように感じられる」居場所になることを目指す。『』の中は、利用客が自由にカスタマイズできるよう空欄で表現した。8月10日~12日には開業イベントを開き、「立川いったい音楽祭り」とコラボした地元の音楽を楽しむコンサートや、「HOME」をテーマにしたシネマ鑑賞などを行った。

 26店がオープンし、そのうち12店が新規参入。奥多摩のだし巻き卵専門店「卵道(ランウェイ)」、武蔵境駅高架下の総菜店「マーコールデリ」、府中のパティスリー「モナムール」など、多摩に縁のある店舗が5店加わるほか、関東初出店の洋菓子店「アローツリー」、多摩エリア初出店の江戸前天丼専門店「日本橋 天丼 天むす 金子半之助」、コーヒー店「丸山珈琲(コーヒー)」などが新たに参入する。既存店では、総菜店「グリーン・グルメ」、焼き鳥店「串くら」、ドーナツ店「JACK IN THE DONATUS(ジャック・イン・ザ・ドーナツ)」など14店がリニューアルした。

 石原さんは「利用客の日常に寄り添うべく、総菜店の比率を増やし、大切な人へのちょっとした贈り物や、自分へのご褒美として活用することを想定し、スイーツ店は生菓子を多く取りそろえる店を選んだ。立川をホームグラウンドとしている人や、立川周辺から電車を使って遊びに来る人など、多くの人に利用してもらえれば」と呼びかける。

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