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国分寺・沖本家住宅で日本画家・藤生百音さん個展 「中央線芸術祭」の一環で

国登録有形文化財の「沖本家住宅 和館」(国分寺市内藤2)で10月10日~13日、日本画家・藤生百音さんによる個展「余白に鳥はうたう」が開かれた。

国登録有形文化財の「沖本家住宅 和館」(国分寺市内藤2)で10月10日~13日、日本画家・藤生百音さんによる個展「余白に鳥はうたう」が開かれた。

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 「中央線芸術祭(Chuo Line Festival/ClafT)2025」の一環として、国登録有形文化財の「沖本家住宅 和館」(国分寺市内藤2)で10月10日~13日、日本画家・藤生百音さんによる個展「余白に鳥はうたう」が開かれた。

「中央線芸術祭(Chuo Line Festival/ClafT)2025」パンフレット

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 期間中、鳥をモチーフにした作品が和館に並び、カフェ利用客など多くの来場者が鑑賞した。旧国立駅舎では写真家・三浦晃さんの作品展「Musashino Landscape」が開かれ、武蔵野の風景を写した作品が注目を集めた。

 中央線芸術祭は、武蔵小金井・国分寺・国立・一橋学園・中野・高円寺・武蔵境など沿線7エリア16会場を舞台に展開する回遊型アートフェスティバル。期間中、会場を移動しながら、現代美術や舞台、映像、パフォーマンス、ワークショップ、落語など約20のプログラムを繰り広げる。

 2021年に始まり5回目を迎える今年のテーマは「Release of Place/Body(場所と身体の解放)」。9カ国・地域から56組のアーティストが参加して、「宮地楽器ホール」(小金井市本町6)でのオープニングを皮切りに、大久保園のサツマイモ畑「わくわく都民農園小金井」(同市本町)での野外展示をはじめ、ギャラリーや公共施設でさまざまな企画を行ってきた。

 会期後半の10月中旬から11月初旬にかけては、中野・高円寺など都心側の会場へ舞台を移し、海外作家による展示やライブパフォーマンスが続く。フェスティバルディレクターの三浦宏之さんは「展示だけでなく、街の景観や、展示から展示に電車などで移動する間も併せて気軽に楽しんでいただければ」と参加を呼びかける。

 回遊パス「ClafT PASS」は、一般=1,500円・学生=1,000円・小学生以下無料。一部の展示は無料または別途入場料が必要。11月3日まで。

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