「多摩動物公園のみらい展」-子どもたちと職員が未来の動物園を考える

ワークショップでは、柳生博さんが講評も。

ワークショップでは、柳生博さんが講評も。

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 多摩動物公園(日野市程久保7、TEL042-591-1611)は現在、ウォッチングセンター展示ホールで特別展「多摩動物公園のみらい展みんなでつくる100年目の動物園」を開催している。

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 同展開催に先駆け昨年10月~12月、開園50周年を記念して『100周年の多摩動物公園』をテーマに作品を公募した。52点の応募があったが、「すべての応募作品が夢あふれる表現豊かな作品であった」(同園)ことから、すべての作品について「それぞれの未来の夢をたたえる」名称の賞を3月8日に授与した。

 2月28日には、同園の未来を子どもたちとともに考えるワークショップを開催。同園園長と日本野鳥の会の柳生博会長がアドバイザーとして参加し、近隣の小学生がグループに分かれて同園の未来について話し合い、「未来図」を作って発表した。

 今回の特別展は、公募作品とワークショップで作成した未来図を展示。併せて、同園職員が描いた未来の動物舎のイラストも展示する。「鉄のよろいを着てオオカミの展示場に入っていく――などといった楽しいアイデアなど、子どもたちの自由な発想で10種類の未来の動物園が出来上がった。老若男女問わず、動物園が好きなすべての人に見ていただき、動物園の将来についてご自身の夢もふくらませていただけたら」(同園教育普及係の片田さん)。

 開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。水曜休園。同展は6月2日まで。

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