自然光が入るカフェ空間で異素材コラボ展-日替わりスイーツも

手作りの木やガラスの作品が展示されている、明るいカフェ空間。

手作りの木やガラスの作品が展示されている、明るいカフェ空間。

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 国立のフリースペース「naocafe(ナオカフェ)」(国立市東4、TEL 090-6650-5464)で5月25日、「珈琲と本展-写真とガラスと木のコラボ展」が始まった。

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 無農薬野菜や玄米、季節の果物など旬の素材を使った日替わりメニューや、フェアトレード商品であるグアテマラの「マヤナッツ」コーヒーを提供する同店は、従来のカフェの形式にとらわれず、フリースペースとして、落語の寄席、バリ島のガムランライブ、イラクの子どもたちが描いたイラストの展示会など、さまざまなジャンルのイベントを定期的に開催している。

 今回展示するのは、オーナーのnaoさんが製作したガラス作品や、これまでに撮りためた写真、挿絵や文語体の文章が懐かしい昭和初期の装丁本など。「写真とガラスと木をコラボレート」した店内では、前田充さんが展開する立川の木工家具工房「ki-to-te」(きとて)のいすやコーヒーメジャー、前田さんの妻・ちょこさんが手彫りで作ったスプーンなどを、展示・販売している。

 「バリコーヒーなど、テーマに沿って普段よりコーヒーの種類を増やしたメニューにしている。コーヒーに合うデザートには、酒粕やマヤナッツ・パウダー、赤みそを隠し味に使ったチョコレートケーキなどのほか、期間中、日替わりでコーヒーを使ったデザートも提供する予定」とnaoさん。27日にはコーヒーのワークショップを開く。

 「カフェらしい音楽といえば」とnaoさんが選んだ、映画「バグダッドカフェ」の音楽が流れるアットホームな雰囲気の店内は、自然光が入るゆったりとした空間。近所に住むという男性客は「とても居心地が良く、以前、ライブで来て以来、頻繁に通うようになった」と話す。ちょこさんは「何度か足を運ぶうちにnaoさんと親しくなり、ここで初めて作品を展示することになった」という。

 「国立や立川は、独自のセンスでものづくりをする人たちの多い、とても面白い地域。これからも自由でユニークな空間を展開していきたい」とnaoさん。「通常の営業日は月ごとに変動するので、ブログをチェックしていただければ」とも。

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