PR

ヘッドラインニュース

「みんなのいろ」テーマにオープンアトリエ展-立川・石田倉庫

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

Yahoo!ブックマークに登録

(2008年10月20日)

この記事の場所を見る

「みんなのいろ」テーマにオープンアトリエ展-立川・石田倉庫

写真を拡大

麻ひもと漆で作った寺口宏祐さんの作品「ワニ」

 立川の石田倉庫(立川市富士見町2)で10月18日・,19日、オープンアトリエ展「石田倉庫のアートな二日間」が開催され、4,000人以上の来場客でにぎわった。

 会場となった通称「石田倉庫」は、井戸工事会社「石田産業」(同所)の敷地内にある2階建て倉庫2棟とビル1棟で、25年前からより芸大の学生らが、小麦粉の倉庫をアトリエとして使用するようになって以来、現代美術家・美術造形家・家具工房・陶芸家・金属工芸家など、多様なジャンルのアーティストが集まって作品を制作しているエリア。

 同展は、普段あまり見ることのできない、芸術家のアトリエやモノ作りの現場を開放し、作品を展示・販売するもの。5回目の開催となる今回は、同倉庫以外の場所を拠点にしているアーティストも含め、41人のアーティストが参加した。「アートの世界を身近に感じられ、大人が楽しめる文化祭のようなつもりで企画した」と家具工房「木とり」の山上一郎さん。

 テーマは「みんなのいろ」。葉画家・群馬直美さんの描く、植物をモチーフとした「緑」の作品、宮坂省吾さんの、染色とアクリルを使った立体作品と写真で表現した「空の青」、寺口宏祐さんの制作した、麻ひもを漆でコーティングするという奈良時代の仏像技法を用いたワニの立体作品、「子どもから大人に変わる多感な時期を、白い空間で表現した」という栗真由美さんによる金属工芸など、それぞれのとらえる「いろ」のイメージを自由に表現した。

 美術造形チーム・アーティーズは、はがれた塗装やさびの風合いなどを施し、新しいものをわざと古いものに見せる美術手法「エイジング」作品を公開。来場客は子どもから高齢者まで幅広く、さまざまなアイディアと個性にあふ溢れた作品を鑑賞し、作品について質問するなど、作家と交流する光景も多く見られた。

 茂井健司さんのアトリエスペースでは、鏡を使った作品に触れた来場者の「立つ位置や鏡をのぞき込む角度によって、中に映る色が変わり、とても不思議でおもしろい」という声も。「ここで作品を作るようになって4年だが、石田倉庫は居心地がよく、魅力的な場所。個人作業をしていても制作に息詰まったらすぐ近くに仲間がいて、話をするうちにヒントが見つかることもある。年に1度のお祭で、開放的な雰囲気の中でお客さんと交流できるのも楽しい」(栗さん)。

 「設置するのは今回が初めて」(山上さん)という会場中央の野外ステージには「木とり」が製作した小屋を置き、2人の画家が観客の目の前でペインティングを施すパフォーマンスや、コンテンポラリーダンスなど、ライブ感のあるアートパフォーマンスを展開したほか、トークイベント「立川のみらい」が開催され、30人ほどの聴衆が、専門家らによるアートについての考察に耳を傾けた。「ステージができたことによって、イベントとしての一体感がより一層生まれたと思う」という客の声も。

 「キーマカレー」や「炙りチャーシュー」「タイヌードル」「焼き鳥」など、会場内には屋台が立ち並び、アート鑑賞の合間に野外で飲食を楽しむ人の様子もが多くん見受けられた。バー・スペースとして開放した「木とり」の工房内では、ピアノとフルートの生演奏も。隣の日野市から来たという家族連れは「昨年来た友達に良かったと勧められて初めて来たが、想像以上に盛大で本格的」と感想を寄せた。

 「両日ともフードメニューが午後3時には完売するなど、来場者の数も昨年よりずっと多く、驚いている。色という無限の広がりのあるテーマで、作品も食べ物も、それぞれのいいカラーを出していたと思う。企画する側もお客さんもみなが楽しめる雰囲気の中で、無事にイベント終了を迎えられて良かった」(山上さん)と振り返る。

国分寺に子どもが楽しめる喫茶店-「クルミ」テーマにストーリーある空間に(立川経済新聞)昭和記念公園に「ログハウス風」可動式案内所-地元家具工房が製作(立川経済新聞)「箱」をテーマに38人のオープンアトリエ展-モノづくりの現場も公開(立川経済新聞)石田倉庫

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://tachikawa.keizai.biz/headline/363/trackback.html

アーカイブ

国立の靴店、就活生対象に「靴選びの相談会」-就活アドバイスも

国立の靴店、就活生対象に「靴選びの相談会」-就活アドバイスも 国立の靴店「靴の一歩堂」(国立市東1、TEL 042-569-7192)が2月17日から、就職活動中の学生のための「パン…

「国立薬膳カレーうどん」販売開始-都内初のカレー味の麺

「国立薬膳カレーうどん」販売開始-都内初のカレー味の麺 一橋大学生や商店街が地域活性化に取り組む農産物直売所「とれたの」(国立市富士見台1)で2月14日、「国立薬膳カレーうどん…

立川で「東京ヴェルディ」応援企画-サポートショップに選手のグッズ展示

立川で「東京ヴェルディ」応援企画-サポートショップに選手のグッズ展示 立川市内で「東京ヴェルディ」を応援する「FORZAたちかわ」のサポートショップ8店舗で現在、「東京ヴェルディ2012プレ…

エキュート立川で「チョコベジ」提案-バレンタインに合わせて展開

エキュート立川で「チョコベジ」提案-バレンタインに合わせて展開 エキュート立川内「ハピ・マルシェ プチ」(立川市柴崎町3)が現在、バレンタインシーズンに合わせて「チョコベジ」企画を展開…

クリエーター18組による「本のための小さな家具展」-立川の書店で開催

クリエーター18組による「本のための小さな家具展」-立川の書店で開催 グランデュオ立川6階「オリオンパピルス」(立川市柴崎町3)で、1月15日から「本のための小さな家具展」が開催されている。

みん経ニュース大賞2011

最新ニュース

ヘッドラインニュース一覧

フォトフラッシュ

国立のカフェで「くにたちミセス漫画展」

国立のカフェ「Yume×Time Cafe(ユメタイムカフェ)は2月1日から、「くにたちミセス漫画展」を開催する。期間中は「くにたちミセス」に登場するキャラクター「サダヲ」を描いた「サダヲラテ」などのコラボ限定メニューも。
[拡大写真]

フォトフラッシュ一覧

アクセスランキング

  1. 立川で「東京ヴェルディ」応援企画-サポートショッ…
  2. 「国立薬膳カレーうどん」販売開始-都内初のカレー…
  3. クリエーター18組による「本のための小さな家具展…
  4. エキュート立川で「チョコベジ」提案-バレンタイン…
  5. 国立の靴店、就活生対象に「靴選びの相談会」-就活…
  6. 立川の書店でトークイベント-「メルラーナ街の混沌…
  7. 立川で創作ミュージカル上演-「心の気付き」テーマ…
  8. 「牛乳を注ぐ女」をパンで表現-立川高島屋で製菓学…
  9. 震災後の意識の変化は?-東経大が調査、「3.11…
  10. 立川で大学生が小学生向け環境教育イベント-被災地…

アクセスランキング一覧

配信スタイル