書店店頭を学生のアイデアで活性化-トーハン、国立で初の試み

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 国立の増田書店(国立市中、TEL 042-572-0262)で11月15日より、デザインによる店頭活性化プロジェクト「書店×デザイン=∞プロジェクト」が始まる。主催はトーハン(新宿区)。

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 同プロジェクトは、デザインを学ぶ学生が書店のデザイン性を高めるための企画を立案し、実現するプロジェクト。「今回は日本大学芸術学部デザイン学科の学生5人に『デザインで街の本屋さんを元気にする』というコンセプトのみを伝え、自由な発想で作品を制作してもらった」(トーハン広報室の伊藤さん)。今回が初の試みだが、「国立市は文化・芸術振興の風土があることから、今回の取り組みに最適な場所として増田書店で実施することにした」という。

 期間中、店内数カ所にユニークなPOPやポスター、棚プレート、ブックマーク(映像作品)など7種類の作品を展示。デザインコンペも兼ねており、期間中、作品について来店客から投票を募り、評価の高かった作品の制作者に図書カードを進呈する。

 「従来にない発想による店内ディスプレー店頭活性化を図り、書店の新規顧客を開拓するだけでなく、学生に作品発表の場を提供し、実際にクライアントとの打ち合わせにも同席させるといった就労体験の場も兼ねている。こうした取り組みを地元の方に知っていただき、足を運んでいただければ」と期待を寄せる。

 営業時間は、平日=9時~20時、日曜・祝日=10時~20時。今月30日まで。

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