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立川・シネマ通りに「シェアオフィス」-商店街リノベーションプロジェクトで

シネマスタジオ2の内部イメージ。お互いを切磋琢磨でき、ビジネスも発展させることができる空間に。

シネマスタジオ2の内部イメージ。お互いを切磋琢磨でき、ビジネスも発展させることができる空間に。

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 毎週金曜19時からFMたちかわで放送中の番組「東京ウエッサイ」内のコーナー「立川空想不動産」の第2弾プロジェクトとなるシェアオフィス「シネマスタジオ2」(立川市高松町)が12月末にオープンする。

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 同物件は、立川駅北口のシネマ通りで空き店舗を使い、商店街そのものをリノベーションするプロジェクトの一環。今年5月には第1弾として「シネマスタジオ」(曙町2)を完成。2階部分をアトリエとして、若手クリエーターの創作活動を通じた活動の拠点にし、1階部分では地域住民が立ち寄れるコミュニケーション・カフェ「Cloud Cafe」を展開している。

 「近年ターミナル駅としての発展著しい立川駅だが、駅を少し離れると人通りも少ない住宅と商業地域の混在するエリア。シネマ通りでこのプロジェクトを立ち上げたきっかけは、かつて米軍基地のゲートが存在しており、いまだ当時の情緒を残す物件が数多く残っていることもあり、この唯一残る立川らしさを活用したいと考えたから」と話すのは、シネマスタジオを運営・プロデュースする籾山さん。

 同物件は、「東京のにしがわから世界を目指す企業を育てること」を目的としたインキュベーションオフィス(シェアオフィス)。月額利用料金は、ブースタイプ=5万4,000円(2人用=2席)、フリーアドレスタイプ=2万2,000円(1人用=1席)。事業内容などについて事前審査を実施したうえで、入居者を決定する。

 籾山さんは「コラボレーティブな環境を備えたシェアオフィスも増えてきつつあるが、なかなか東京の郊外ではそうした理想的な空間は多くないのが実情。起業を目指す方、自宅をオフィスにしているフリーランスの方はもちろん、すでに起業しているがもっと刺激がある環境を求めている。将来的な展望や、ビジョンのしっかりしたユニークな会社にぜひ入居してほしい」と話す。「ここを拠点に切磋琢磨(せっさたくま)できる仲間と一緒に、それぞれのビジネスを成長させてほしい」とも。

 第1期募集は12月20日締め切り(1月から入居可能)、第2期募集は来年1月20日締め切り(2月から入居可能)。12月初旬から内見できる。

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