いずみホール（国分寺市泉町3）で5月14日から、「支援金シネマ・ダイアログ」と題しチャリティー上映会が開催される。

　上映会を企画・運営するのはオフィスカレイド（国分寺市新町2）。同企画は、シネマ映画を通じた対話の場を設け、これまで立川や国分寺で開催してきた。「3月11日の東日本大震災以降『自分にできることは何か』と誰もが考えている。私自身も深く考えさせられ、これまでやってきたことの中で、できることを形にしたいと考えた」と話すのはオフィスカレイドの山本さん。

　今回は「地球交響曲」シリーズ全7作品を7日に分けて順に上映する。「配給元が東日本大地震被災者支援のためのチャリティー企画を用意し、リーズナブルな上映会の映画料を設定してくれたため、より多くの方にご覧いただける企画を用意した」と山本さん。「会場誘導、受付、支援金ボックス作り、呼びかけなどはボランティアを募集し、単に義援金などお金を払うだけではなく、参加する、見る、呼びかける、そして支援を続けるといったアクションを通じて支援活動をしていきたい」

　「今回の上映会を通じて、微力をつなげて大きな力にし、関わる人みんなで上映会をつくりたい。微力を出し合うことで、一人ではできないことを形にし、地域のつながりを大切にして大きな力にしていきたい。当日集めた支援金は、被災地の目の行きとどかないニーズに応えた活動をし続けている団体、グループに全額届けたい」とも。

　上映日は5月14日・24日・31日、6月2日・26日、7月6日・18日、上映は19時～。入場料は500円（当日1,500円）。先着300人。予約は上映前日の17時まで。申し込み方法はホームページで確認できる。「事前予約制なので電話などで空き枠を確認してほしい」という。