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国立で「寄付」テーマに連続講座-寄付が支える被災地支援

JPF参加NGO、NICCOの活動の様子。校庭の掃除を行う学生ボランティアとNICCOスタッフ。&copyN I C C O

JPF参加NGO、NICCOの活動の様子。校庭の掃除を行う学生ボランティアとNICCOスタッフ。©N I C C O

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 商協さくらホール(国立市東1)で9月2日、「寄付」をテーマにした連続講座「あなたも参加できる! 寄付でつながる社会貢献第2回『ともに生きる - 寄付が支える被災地支援』」が開催される。主催は、くにたちNPO活動支援室、NPO法人いきいき市民協働ネット、国立市役市民協働推進課、学校法人NHK学園、立川法人会国立4支部から成るNPO経営強化支援事業協議会。

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 同講座は、東京都新しい公共支援事業の助成を受けて運営。8月より半年間、全5回開催する。「さまざまな事例を通して、寄付文化について学ぶのが目的」と、くにたちNPO活動支援室運営協議会副会長の三澤拓也さん。

 第2回となる今回は、東日本大震災支援に寄せられた70億円近い寄付金をもとに現場と支援者をつなぐ「認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム」(以下=JPF)の活動を紹介する。「東日本大震災で注目されたのが寄付。多くの人が被災者支援の寄付をしたが、どこに寄付したらいいか、どう使われたか、寄付先に悩んだ人もいる。その中で中間支援組織の『JPF』の役割に注目した」と三澤さん。

 当日は、JPF事務局長の椎名規之さんを講師に迎え、JPFに寄付されたおよそ70億円の資金が実際にどのように支援に使われたのか、災害時に機能したその仕組みについて、JPFを通じていくつもの小さなNPO団体にも資金がまわり、現場で支援活動するために役立てられたといわれるその実際などについて話を聞く。

 「NPOなどの社会貢献活動が 自立しながら継続する方法の一つとして、行政の補助金に頼るのではなく、寄付という行為が当たり前になる社会が来れば。そこにはどんな信頼や受け皿が必要なのか、どうしたら実現するのか、一方で、市民の側は実際に直接活動には参加できなくとも、寄付という行為でさまざまな地域貢献活動に参加する方法もある。講座への参加を通して、寄付について考えるきっかけになれば」と三澤さん。

 開催時間は17時30分~19時。参加無料。事前予約不要。

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