立川の子ども未来センター(立川市錦町3)で4月29日、映画「うまれる」の自主上映会が行われる。主催は子育てサークルMaharo。
同作品は、「子どもは親を選んで生まれてくる」という胎内記憶をモチーフに、4組の夫婦の物語を通して、生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人とのつながりを考えるドキュメンタリー映画。2010年11月の公開後、自主上映会が全国各地で開催されている。
「上映会に参加したところ、命の尊さを頭だけでなく心で感じることができた。このすてきな映画に少しでも多くの方が触れる機会をつくれればいいと思った」と話すのは同サークルの斉藤さん。
上映は子連れ観賞可能な「ママさんタイム」で行われるほか、保育室でも同時上映するなど子連れに配慮したサービスも。第2回上映後は、医学博士池川明さんが「胎内記憶」について講演する。
「映画のキャッチフレーズにもなっているが、『子宮出身のすべての人たち』に見ていただきたい。生まれてきている奇跡を感じて、これからの自分の生きる糧になったり、頑張ろうと思えたり、周りをもっと大事にしようと思えるきっかけになったらすてきだと思う。子連れ観賞可なので、誰でも気軽に来ていただければ」と来場を呼び掛ける。
第1回上映は10時~。一般1,200円(前売り1,000円)。第2回13時~。上映後講演会付きで一般2,000円(同1,800円)。小学生はいずれの会も500円。予約の詳細は同サークルのホームページで確認できる。