東村山市は6月17日から、市の公式キャラクターを選ぶ「ご当地キャラクター選手権」を開催している。
2014年度に市制施行50周年を迎える同市は、記念事業の広報戦略としてご当地キャラクターによる広報活動を展開する。「誕生後もずっと多くの方に愛されるキャラクターをつくるために市民からデザインを募集し、『選手権』として市民投票で選んでいこうということになった」と同市50周年記念事業推進部会の石川さん。
デザインは、「未来を担う子どもたちに考えてもらいたい」と市内の小中学校に応募用紙を配布したほか、デザイン募集をきかっけに、「東村山を知ってもらおう」と全国にも呼び掛けた。1650点の応募があり、親しみやすさ、発想のユニークさ・個性、インパクト・区別化、東村山らしさ、ネーミング、広報展開力の6項目を得点化し7作品を選定。7作品から市民投票により公式ご当地キャラクターを決定する。
投票結果は7月以降に発表予定。「決定後は着ぐるみを作成し、お祭りや運動会などの市内のイベントへの参加を考えている。グッズなどを用いて、キャラクター周知と50周年を呼び掛けたい。多くの方、特に子どもたちにずっと愛されるキャラクターとなるように、みんなで育てていければ」と石川さん。
市役所と22カ所の市内公共施設、郵送・ファクス、インターネットなどで応募を受け付けている。今月23日まで。