多摩動物公園「ライオンバス」が50周年-記念でスペシャルガイドの解説も

サファリ形式でライオンの群れを間近に見ることができる

サファリ形式でライオンの群れを間近に見ることができる

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 多摩動物公園(日野市程久保7)は5月17日、「ライオンバス」50周年を記念するイベントを行う。

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 放し飼いのライオンをサファリ形式で観覧できる同バス。1964(昭和39)年5月17日に世界に先駆けて運行を始め、今年で50年。累計乗車人数は、5月12日現在2011万人を超える。

 同バスは、15分間隔でアフリカ園内、約1ヘクタールのライオン園を走行。エリア内にいる20頭余りのライオンの群れを間近に見ることができる。基本的に毎回同じコースを走行するが、コース内にライオンがいない場合は、違うコースを走ることもある。同バスの窓と窓の間には、ライオンがバスの近くにくるように、細長く切った馬肉がフックでつるされており、「ライオンが馬肉を食べるために近づいてくると、ガラス越しとはいえ迫力がある」と同園教育普及係の近藤奈津子さん。

 50周年当日は9時40分ごろから、ライオンバス乗車口付近で園長が来園者を出迎るほか、同バス始発(10時ごろ)にライオンなどの動物飼育の統括をしている飼育展示課長、次発にライオンの飼育を15年間担当、同園ライオン園に精通する北園飼育展示係長が乗車。スペシャルガイドとして、ライオンについて解説する。バス降車時には「京王バス特製カード」を進呈する。

 ウオッチングセンター内エントランスでは、ライオンバス50年の歴史を振り返るパネル展「「ライオンバス50年のあゆみ展」も開催(6月10日まで)。

 「ライオンバスが運行して半世紀。これからも多くの方に同バスを通じてライオンの力強さを感じていただければ」と近藤さん。

 開園時間は9時30分~17時。入園料は、一般=600円、中学生=200円、65歳以上300円。小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料。

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