東村山市の北山公園（東村山市野口町4）で6月7日、「菖蒲（しょうぶ）まつり」が始まった。

　新東京百景に選ばれている同園は八国山緑地の麓に位置し、広さ約6300平方メートルのショウブ田では220種類、8000株のショウブが開花する。昨年は7万人が来場した。

　期間中は園内に見晴台を設け、上からハナショウブを楽しめる。14日19時からライトアップを実施。「今年は木道に500個の灯籠を置くので、さらに幻想的な暗闇の中のショウブを楽しんでいただける」と同市産業振興課の青木さん。公園に咲くハナショウブをポット（1鉢500円）や切り花(300円)で購入することもできる。今年は市制施行50周年を記念して同市の公式キャラクターの「ひがっしーストラップ」（540円）も販売する。

　会場内で撮影された花や人物・風景などの写真のコンクールも実施。応募作品は来年の「菖蒲まつり」期間中、全作品を展示し来場者の投票で大賞を決定する。応募は7月31日まで。

　「ここでしか見られない『北山乙女』もきれいに咲き始めた。ぜひご来場いただければ」と青木さん。

　開園時間は10時～16時（14日のライトアップ時は21時まで）。入園無料。今月22日まで。