立川で創業したい人のための基礎づくりを学ぶ「マチコラボスクール」が8月27日から、立川シェアオフィスTXT（立川市錦町1）で開かれる。主催はタウンキッチン（小金井市）。

　「多摩信用金庫など、立川の街をフィールドに創業したい人たちを増やしたいという思いを持った関係者の協力を得て開講するに至った。立川の街の資産を生かして創業し、街がより活性化するという好循環を生み出していく機会になれば」と同社の國廣さん。

　講座は全5回を予定。先輩起業家や専門家による講義や、実際に街を見て聞いて歩くフィールドワークなどを行う。第1回のテーマは「アイデアを広げる」。まちづくり事業の事例、ヒト・モノ・カネ・情報の流れ方を学び、参加者自身のビジネスモデルを設計する。第2回（8月30日）は立川周辺のフィールドワークを行う「まちを知る」。第3回（9月10日）はコミュニティー形成のポイントを学び、チームづくりについて考える「チームを作る」。第4回（同13日）は売り上げ予測や収支計画の立て方、損益計算書についての理解を深める「収支を計画する」。第5回(同20日)は「プランを発表する」。「発表会はまちのキーパーソンの方々をお迎えし、コラボレーションする可能性を広げ、実践につなげていける内容」という。

　国廣さんは「立川の街で創業したい方、街を知りながらビジネスモデルを考えてみたい方、仕事のパートナーを見つけたい方、まちづくりに関心のある方にもぜひ参加いただければ」と参加を呼び掛ける。

　参加費は1万800円（全5回）で、定員は先着10人。申し込み方法はホームページで確認できる。