国立市で9月14日、谷保エリアを巡るマッピングツアー「くにたちを感じる地図旅」が開催される。
同イベントを主催する「くにたちかげんワークス」は、国立市在住者の思いを集め「くにたちかげん百話集」として電子書籍化しているプロジェクト。「百話集を取材していく中で、日常の中に新鮮な感動を味わうことのできるものがあるのではないか、その感動を多くの人と共有できたらと思い企画に至った」と同プロジェクト代表の服部さんは話す。
マッピングツアーでは案内人が「ネット検索ではヒットしないとっておきのくにたちのスポット」を紹介。参加者は特製の地図付き取材ノートに、マッピング・写真・イラストやキャプションを加え自分だけのガイドブックを作成する。「東京では数少なくなった田んぼの残る貴重な風景を中心に、谷保村がやぼと呼ばれ、くにたちが国立になるまでの物語をリアルに体験してもらう」と服部さん。
第1回は「野の暮らし」代表のすがいまゆみさんを案内人に迎え、「もう野暮(やぼ)といわせない、谷保なおもてなし」をテーマに同市谷保エリアを巡る。歴史的建造物である滝乃川学園チャペルや蜜源ガーデンなどを巡り、「はたけんぼ」でバーベキューの昼食をとる。
「都会の田舎でホッとしたい人、国立市のうわさを聞いたことはあるけどよく知らない人などに参加していただけたら」と服部さん。今後は「くにたちかげん百話集」が100話になるまで2カ月に1回定期的に開催する予定。
開催時間は10時~15時。参加費は中学生以上=3,000円、小学生1人同伴の場合=3,500円、幼児無料。保険・昼食等込み。申し込みの詳細はホームページで確認できる。