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「くにたちかげん百話集」プロジェクト、国立への「思い」集めて電子書籍化

「くにたちかげん百話集」

「くにたちかげん百話集」

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 国立市在住者の思いを集め、電子書籍化するプロジェクト「くにたちかげん百話集」が活動を続けている。

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 「他の人はどんな思いで国立に住んでいるんだろう」という素朴な疑問から2012年12月に始まった同プロジェクト。同市在住の老若男女に「国立への思い」を語ってもらい、電子書籍化していく。運営は地域シェアコンで知り合ったサラリーマン、ライター、主婦、英語講師、電子絵本店など30代~40代の一般市民がボランティアで手掛ける。

 「メッセージの込められているものもあれば、よもやま話でもいい。『くにたちのいいかげん話』をどんどん発信すれば、国立にもっと関心を持ってもらうこともできる。電子書籍化すれば縦書きの文章に肉声読み上げを付けたり、動画や音楽を入れられる。多様な読み方ができることで印刷物以上に読む機会の増える人もいると思う」と同プロジェクトの服部いづみさん。

 現在は、「国立の町の変遷を語る人」「次世代に何をどのようにつなげたいかを語る個人経営者」「国立のテーマソングを作った人」「国立を自分の趣味で飾り付けたいと思ってる人」「谷保の養蜂家」など7話を収集。「百話の完成は1年後を目指している。今後は印刷出版物として市の刊行物、くにたち情報のアプリ化に発展させたり、英訳して海外電子出版なども考えている」という。

 配信は2カ月に1回、10話まとめて1タイトルを無料配信する予定。現在はサンプル版を視聴できる。プロジェクト参加者も募集している。詳しくはフェイスブックページまで。

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