大國魂神社で「武蔵の國の酒祭り」 日本酒の日に合わせ開催、全員で乾杯も

昨年の様子

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 東京都酒蔵組合(立川市錦町1)は10月1日、府中の大國魂神社(府中市宮町3)で日本各地の酒を集めた利き酒会「武蔵の國の酒祭り2016」を開催する。

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 大國魂神社の境内にある「松尾神社」の祭神は醸造の守護神とされる。1800(寛政12)年に武蔵国の醸造家が穀醸祖神である京都松尾大社より勧請(かんじょう)したもので、現在は1957(昭和32)年に東京都酒造組合が寄進した覆屋(おおいや)内に鎮座する。同酒祭りを通じ「醸造の守護神として歴史あるこの地で、地域と日本酒文化の高揚を図る」ことを目指す。

 当日は、全国45都道府県の日本酒が集結。東京都からは9蔵が参加するほか、秋田県の飛良泉本舗「飛良泉 純米大吟醸」、石川県の車多酒造「天狗舞 純米」、愛媛県の八木酒造部「山丹正宗 やきとりの酒」など146種類の日本酒の利き酒ができる。「日本酒造組合中央会」(港区)が、10月1日の「日本酒の日」に合わせ呼び掛ける「全国一斉 日本酒で乾杯!」の一環で開かれる今回は、鏡開きの後、同会場の参加者全員での乾杯も予定する。

 神社境内を巡る神社ツアーや、焼きとりやもつ煮など府中観光協会によるおつまみコーナーも用意する。

 同組合の玉木千代子さんは「日本酒の日を一緒にお祝いしていただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~16時。入場料は、前売り券=1,500円(先着1000人)、当日券=2,000円(先着100人、1人2枚まで)。前売りチケットはe+で販売する。荒天の場合は2日に順延。

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