国立駅南口に11月15日、ラッピング専門店「ANZU」(国立市中1、TEL 070-6573-8778)がオープンした。
「ラッピングとの出合いは輸入雑貨店で働いていた18歳の時で、そこで『包む』ことに興味を持った」と話すのは店主の坂井杏小子さん。プレゼントを渡すならもっと相手を喜ばせたいと、資格を取得しラッピングに携わってきた。好きな街の国立で、一目ぼれした建物で店を開いた。
店内には和紙(約10種)、国内包装紙(約30種)、不織布(約15色)、輸入ペーパー(約25種)、水引やリボン(サテン、オーガンジー、カーリング、ワイヤー入りなど)を約100種類そろえる。ラッピングの価格は国内包装紙を使った「Anzuプラン」40サイズが850円~、輸入ペーパーを使った「スペシャルプラン」40サイズが1,550円~。「ラッピング=ぜいたく、ゴージャスと思ってしまうが、ちょっとしたお礼やお土産など気を遣わせないような包みもしている」と坂井さん。
坂井さんのお薦めはオムツケーキ(2,800円~)。オムツをラッピングし、花やリボンなどで飾り付け、ケーキのように仕上げる。出産祝いや誕生日などに喜ばれるという。ほかにアクセサリー、作家手作りのフェルト人形や絵本、ポストカード、自分で簡単にできるラッピング用品などもそろえる。
ラッピングレッスンは初級から上級まで対応し、バレンタインなど季節のレッスンやキッズコースなども予定する。
「プレゼントを開ける前に、まずラッピングで喜んでいただきたい。喜びが2倍になると思う。日本の素晴らしい『贈り物文化』を、国内に限らず広めて行ければと思っている」と坂井さんは意気込む。
営業時間は11時~18時。水曜定休。