国立楽器(国立市北1、TEL 042-573-1111)は4月26日、参加型イベント「ドラムサークル in KUNITACHI」を開催する。
ドラムサークルとは、サークルの中心に入る「ファシリテーター」と呼ばれるドラムサークルを熟知した人の合図に合わせて、すべての参加者の打楽器の音を合わせてそのリズムを楽しむこと。「誰でも参加できる」「『間違い』や『失敗』がない」「ストレス解消になる」「自己表現や協調性を高める」など、ドラムサークルを行うことによって得られる効能が近年アメリカを中心に広がり、今では日本各地でも毎週のようにイベントが開かれ、音楽療法や教育現場でもさかんに取り入れられている。
今回のファシリテーターは瀧本季典さん。瀧本さんは、浜田省吾さん、長渕剛さん、尾崎豊さん、そのほか多くのアーティストのレコーディングやコンサートツアーなどで演奏しているセッションドラマー。日本におけるドラムサークルファシリテーターの第一人者。
今回は、アフリカの打楽器である「ジャンべ」、サンバで使われる「スルド」など、世界各国の打楽器を用意し、レンタルも行う。1台=300円。「一般の人は触ったことがないような楽器ばかりなので、そういった楽器に触れる機会にもなるのでは」と同イベント担当者。
「ドラムサークルを開催するのは今回が初めてだが、親子連れを中心にすでに30人以上の参加希望をいただいている。ドラムサークルは誰でも参加でき大人数になればなるほど楽しくなるので、より多くの方々に参加いただきたい。特に、親子連れには普段体験できないようなコミュニケーションを図る機会になるのでは」とも。
参加費は、一般=1,500円、小・中学生=1,000円、幼児=500円(4歳以下は無料)。なお、ドラムサークルは全員参加型イベントのため、見学のみの参加は受付ないという。
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