立川駅南口にシンガポール料理店「シンガポールホーカーズ」(立川市柴崎町2、TEL 042-595-9699)がオープンして4カ月がたった。
ホーカーズとは、「屋台、露天商」という意味で、シンガポール名物の一つ。多民族国家のシンガポールには、さまざまな国の料理のホーカーズが並ぶ。
同店代表の杉原将仁さんは、エスニック料理や屋台料理を学び現地の屋台を食べ歩き、「本場の現地に近い味を提供している」と話す。店舗面積は約15坪。テーブル席、カウンター席、掘りごたつ式の小上がり席など25席を備える。
「シンガポールはマレー、インド、中国の多民族国家で、味は中華よりなのでマイルドでお子さんにも食べやすい」と杉原さん。人気ランチメニューは、国産胸鶏と鶏肉スープで炊くジャスミンライスを3色のソースで食べる「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」(830円)、エビとココナッツベースの麺「ラクサ」(900円)。ディナーメニュ―では、「肉骨茶(バクテー)」(985円)、「チリクラブ」(2,100円)など定番料理をそろえる。現地で愛されている「タイガービール」(620円)も味わえる。
「シンガポールに住んでいた人や、出張に行くことの多い人たちも、足を運んで来てくれている。身近な食堂のような感じで利用していただければ」と杉原さん。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~23時。月曜定休。