立川の「シネマシティ」(立川市曙町2)で4月18日、「第1回立川シネマシティ寄席 ことだま」が開かれる。
シネマシティと合同で「映画館での落語会」を企画するのは「ららか」(台東区、TEL 090-5584-2860)。同社は落語公演の自主興行や、落語・講談教室などの運営を行っている。音声認識技術の研究者だった同社社長のうららか亭酒石さんは、多言語同時翻訳を用いて世界での落語公演実現を目指している。
「落語ブームの昨今、落語に興味を持つ方が増えている。多摩地域でも落語会が開催されているが、都心からもお客を呼べるような地域を代表する落語会はまだ育っていない。今回出演の林家つる子さんが、学生時代に立川に住んでいたという話を聞き、シネマシティで落語会ができないものか思い立った。シネマシティの新しいことにチャレンジする社風がなければ、実現は無かった」と酒石さん。
第1回は、若手人気はなし家・林家つる子さんと、その師匠にあたる林家正蔵さんをゲストに迎えた「親子会」として開催する
「多摩地域に根付く会として月1回開催していきたい。その志に共感いただき、林家正蔵師匠をお迎えすることができた。リーズナブルな木戸銭(入場料)で、会社帰りに気軽に大看板の師匠をご鑑賞いただける。また、音にこだわるシネマシティは話芸にとっては最高の場。隣で話を聞いているようなリアルな落語体験をぜひご堪能いただければ」と酒石さん。
19時開演。料金は2,000円。予約はシネマシティのホームページか、「ららか」に電話予約。