東京都酒蔵組合(立川市錦町1)は9月16日、府中の大國魂神社(府中市宮町3)で日本各地の酒が集まる利き酒会「武蔵の國の酒祭り2017」を開催する。
同神社の内にある「松尾神社」の祭神は醸造の守護神とされている。同組合では、祭りを通して地域と日本酒ファンの交流の場としてだけでなく、神社と日本酒の関わりを知ることで日本文化を理解してもらうことを期待している。
当日は全国46都道府県から日本酒が集結。東京都からは9蔵が参加する。岡山県の利守酒造「純米大吟醸」や沖縄県の泰石酒造「純米吟醸黎明」など約150種類の日本酒の利き酒を楽しめる。おつまみコーナーでは、焼き鳥、もつ煮、焼そばなどを提供する。境内に点在する神社を巡るスタンプラリーでは、地酒や府中市の特産品などが進呈される。
同組合の玉木千代子さんは「神社という特別な場所で開催する利き酒会。普段あまり神社を訪れることのない方にもお越しいただき、お酒を楽しむだけでなく厳かな雰囲気も味わっていただきたい」と話す。
開催時間は11時~16時。入場料は、前売り券=1,800円(先着1000人)、当日券=2,000円(先着100人)。荒天の場合は17日に順延。詳細は東京都酒蔵組合のホームページで確認できる。